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All Seasons

by ぜん

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1.
dream chaser 03:22
君は覚えてるかい あの日あったことを 君の中の隅っこで 今も生きているの 夢の中で過ごした日々を いつも想ってるの もう一度だけ現れて 話がしたいの 君のことをずっと 日記に綴っても 君の名前だけは もう いつも忘れちゃうの 教えて 夢の中で過ごした日々を いつも想ってるよ 記憶の泥が舞い上がり 前が見えないの 夢でないこと夢にみて 深い眠りのなかへ
2.
どこかへ行こうかな やっぱめんどくさいな 窓から見た空を 見て思った 行こう 行き先は知らない 信号が青の方 自転車乗り込んで さあ出発 ちょっとふっとわき見運転 景色が流れてく もっとびゅっと風を切りたい 遠くまで  ここらでゆっくりしよう 海沿いの公園 あそこのコンビニでなにか 買ってこう お腹がすいた 何食べよかな そうだ肉まんとお茶 ぬくぬくあったか まだ寒い青空 一人きりの公園 芝生に寝そべれば 草の匂い タバコに火をつけて ぷかぷかのんびりと まるであの雲みたい ああ眠たい ねむい やりたいことを ひたすらやって だけど やるべきことは やらない 知らない だって 自分に正直に 生きてみたいだけで 楽しかったらいいよね なんとかなる 自分に正直に 生きたてみたいだけで 好きなことをたくさん やりたいだけ やるさ
3.
朝日を浴びてみたけどねむい ベランダに出てみたけどねむいままで 早起きをしてみたけど 特に 予定はないからすぐに横になるの 風が部屋の中を駆けて 白いカーテンたなびく ほんの小さな幸せを 増幅する 僕だけのアンプで くすぐられていく季節の感覚 僕の掌からこぼれて落ちてく 明日も明後日もこうしていたいな うたた寝のリズムを刻み込む お昼を食べた後でもねむい 夏の活動時間は夕暮れから 街は涼しくなってきて 淡いちょうちんが灯り 闇にさざめく高揚を 抑えきれずつい走りだす胸 夏という夏を全部感じたい 季節が巡っても色褪せぬように 空気をいっぱい肺に詰め込んだ この匂いの味を噛みしめて 夏はもう過ぎ去りそうだ 名残惜しい夜空を見上げてみた 大きく上がった打ち上げ花火が 僕の瞳の中 はじけて煌めく お願いだからさ 消えないで ああ瞳の花 もうなくなった
4.
Oh,well. 04:33
朝 寒い朝 布団がめくれて目覚める 今 今何時 かすれた瞼で もう十時半 雲 厚い雲 真っ白大きなキャンパス この指先で 見えない空をなぞってく 明日のことは全部 未来に投げ捨てて 回収作業は誰かが ほら 秋の風に想いをのせて 少し寂しいのは なんでかな 秋のしらべ 拾い集めて 目的のない日々 そこそこ生きている まいっか さあ 一休み 熱いコーヒーをすすり もう 疲れたね すぐさま布団に帰ろう ぼろい思考回路 貯まらない電池を ずっとずっと貯めてる この部屋で 秋の風に想いをのせて 言い訳なんかもういらない 秋のしらべ 拾い集めて 僕の毎日は ただただ過ぎていく まいっか
5.
なんだかいい夢見た うとうと布団の中 昼まで二度寝をしよう 続きをまた見たいから あそこではなんでもできる 秩序とか何も知らない どこへでも飛んで行けると 信じて試してみた 窓に足をかけ 一気に飛び上がる 宙に浮いて 加速していく 淡い青の空 自分を溶かしてく 地平線が丸く見えてきた さっきもいい夢見た だらだら布団の上 余韻に浸っていた あの娘にまた会うため 白い肌 麦わら帽子 ワンピース身に着けている 悪者に追われてるらしい 二人で逃げよう さあ 街の中を駆け  路地裏逃げ込んだ 腕を引いて  振り返らずに もう大丈夫だと  一息ついたとき そこで急に夢から目覚めた 目覚めると外は夕暮れ 赤い日で染まった布団 世の中は面白くない 現実逃避を今 夢の中で生き 夢の中で暮らす そんなことができたらいいな あの空飛んだり あの娘と駆けたりと そんなこともあった気がする 夢の中で生きる もう目覚めたくない もう一回寝る 夢の中に暮らす もう目覚めたくない だから
6.
slumber 03:49
窓から注ぐ風を見上げて まどろみ心地 貪っていた ここで見える景色を見つめて そとの声から耳を塞ぎ込んでいた なんとかなるよ そうやって自分を保ってるの 一度リセット 空っぽにして ダメならリトライすればいいから 姿勢を低く低くたもってさ いつの間にかにまた夢の中 ずっとこのままで 楽な方へとコロコロ転げていく そんな時はねゆっくりしよう 立ち止まるのも悪くはないね 先は長いし世界は広いの ゆっくりしたらまた考えよ
7.
bench 04:41
白い息が頬に触れるくらい近づいて ほんの小さな声 風に溶かして もし僕が僕とは違う人で もし素直な態度になれたらな 隠した本音も 見え透いた嘘さえ  全部全部僕のことを知ってくれたらな ふざけたフリしてずっと困らせてよ 本当は嬉しいって事 わかって いつも話すことは他愛もないことだけど それが心地いいと気づくやりとり 海沿いの公園 独りの夜 2人掛けのベンチは嫌いだな 星空の中に君を見つけ出した 遠い遠い場所を僕は見上げたままでさ 背伸びをしたけど 手を伸ばしたけれど それはただ指の間で輝く 見つめ合った時 手をつないだ時も 本気で時間が止まれと願った事さえ 心をちらりと覗き見れたらいいな いつものベンチでぽつりと待ってるの
8.
rainy season 05:15
窓から漂う 水無月の香り そう なんたって今日は雨 部屋に一人きり 窓から落ちてく水 ぼーっと眺めてるだけ もう 雨の日曜日 どこも行けないと 嘆く人もいるけど あほらしいね 誰もいない街で 白い空と奏でる雨 耳傾けてさ     流れてく空 絹みたいだね         そっと目を瞑ったら そこは雲の中 ふわふわ浮いた 落ち着く場所で 雨よどうかお願いだ 止まないで 濡れたベランダの 蚊取り線香も もう全部ダメにして しまったけれど いつかきっと乾く 夏の香り煙にして 運んでくれるさ あの雲の上 広い青空 もうそこまで来ている 夏の始まりが 夏祭りとか 線香花火 もうすぐに会えるから 夏の日に

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1st album

credits

released February 4, 2014

vocal:重音テト

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